訪ねた日2019年5月19日(日)
阪急河原町駅、京阪祇園四条からも、歩いてすぐ。
河原町通りをすこし上がって、東に入ったところにあります。
昭和3年創業。
谷崎潤一郎、吉井勇先生等のごひいきに預かったお店だそうな。
参照:公式サイトより
すっぽんを食べたことがないので、楽しみ。
*『たん熊北店』と『本家たん熊』があります。
両店とも栗栖熊三郎氏から引き継いだお店ですが、経営は別々。
たん熊北店本店の基本情報
住所 | 京都市中京区西木屋町四条上紙屋町355番地 |
TEL | 075-221-6990・5490 |
営業時間 | 昼12:00〜15:00(13:30ラストオーダー) 夜17:30〜22:00(19:30ラストオーダー) |
定休日 | 不定休 |
たん熊北店本店はこんな人におすすめ
・効率よく、京都観光もしたい人
京都の中心部である四条河原町にあるので、観光も楽しみながら本格的な京料理も頂けます。
・すっぽん鍋を手軽に食べたい人
すっぽん鍋はウン万円というイメージでしたが、たん熊北店本店では試しやすい値段。
たん熊北店本店のようす
河原町通りを一歩はずれると、お店の前の通りは静か。
タイミングが良かったのか、他のお客さんはいませんでした。
土曜日の13時に予約しました。
まるで個室を予約したよう。
五月だからでしょうか、部屋には本格的な兜が飾られていました。
細かなところまで気遣いがあり、お料理も楽しみ。
たん熊北店本店のお料理
『半月弁当』(3,780円税別)と単品で『丸鍋』(4,220円税別)を頂きました。
付出しは胡麻豆腐でした。
事前に『丸鍋』はいつ出すか聞いてもらえます。
「美味しく頂けるタイミングで」とお願いしました。
お弁当より先に食べるほうが良いとのことでした。
すっぽんがプルプル。
お肌に良さそう。
お出汁は生姜がきいて、美味しかったです。
(生姜をかなり効かしているということは、すっぽんは相当臭みがあるということかな。)
丸鍋にはお餅が入っていたので、この時点でお腹がそこそこいっぱい。
もう一つのメイン、『半月弁当』。
八寸・・・カラスカレイ味噌漬け、(串刺し)千鳥あんぺい、青唐、
玉蒟蒻、猪口、菜種胡麻和え、松風、出汁巻、山桃、絹田巻、茄子田楽
あんぺい・・・近世、京・大坂の料理。魚のすり身に葛餡くずあんをかけたもの。江戸のはんぺん・しんじょの類という。出典:コトバンク
造り・・・鯛 鰹 山葵
焚合・・・賀茂茄子 大根 巻湯葉 わらび信田巻 南瓜 あやめ麩 三度豆
賀茂茄子はよく味がしみていて、美味しかった。
信田巻・・・(狐は油揚を好み、信太の狐の伝説が有名であるところから) 魚介類、野菜、乾物、肉類などを刻み合わせ、切口を開いた油揚の中につめて真ん中をかんぴょうで結んだもの。信太。出典:コトバンク
御飯・・・新生姜加薬御飯(ごぼう油揚げ 新生姜)・白御飯(ゆかり)
止碗 ・・・赤だし
水物・・・きなこ葛餅
白く散りばめられているのは、琥珀糖。
暑くなってきたので、涼しげ。
お腹いっぱいと思いながら、美味しかったので、パクパク食べました。
ゆっくりしていたので食べ終わったのは15時すぎ。
夕方までしばらく満腹。
たん熊北店本店 美食俱楽部 部員の感想
個室を予約しなかったので、ガチャガチャしているのかなと思っていました。
通されたのは2組くらいを想定した部屋だったので、くつろいで過ごせました。
今度はお弁当ではなく、本格的な会席を頂きたいな。
お店をあとにして、河原町通へ向かいました。
お店の前から100mほどの一本道。
案の定、お店の方は姿の見えなくなるまでお見送りされていました。
京都ですね。
*一休.comでの丸鍋予約は「ご要望・コメント」欄に”丸鍋何名分”と記入。
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