訪ねた日 2019年11月23日(土)
下鴨茶寮
その土地でとれたものを、その土地に伝わる方法で料理する「土産土法」スタイルを守り続
けてこられたそうです。
下鴨茶寮の基本情報
公式サイトはコチラ
住所 | 京都市左京区下鴨宮河町62 |
電話 | 075-701-5185 |
営業時間 | 昼 11:30~15:00(13:30 LO) 夜 17:00~21:00(20:00 LO) |
定休日 | 火曜日 |
アクセス | <電車のご利用>
<お車のご利用>
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下鴨茶寮のようす
入り口は豪華に華がいけられていました。
木々が少し色付いていました。
逆光で写真は上手くとれず、残念。
私たちは、1階ホールのテーブル席を利用。
写真を撮り忘れました。
下鴨茶寮のお料理
予約サイト一休の「下鴨御膳」7,507円(税サ込)を頂きました。
牛乳アレルギーの人用です。
甘味の抹茶カカオを栗絞りに変更して頂きました。
こぶ茶を頂きました。
胡麻とうふを美味出汁で。
美味出汁・・・カツオだしにショウユ、ミリンで調味した、そばのかけ汁くらいの濃さの合わせだし。
出典:食の総合出版 柴田書店
椀物は帆立真丈・薄氷大根・柚子。
ホタテの味、食感がしっかりとあり、ホタテ好きには嬉しい一品です。
御献立は鯛・烏賊となっていましたが、ヒラメ・中トロに変更とのことでした。
烏賊より中トロのほうが好きなので、なんだか得した気分。
中トロは見た目どおりに脂がのっていて、とろけるよう。
しばらくして、御献立どおりの造里も。
お店の方によると手違いだったそうです。
そのような手違いなら、いつでも大歓迎。
名店でもこんな手違いあるんですね。
口取りは、穴子寿司・出汁巻き卵・生麩田楽・柿と菊菜白和え・鮭砧巻(さけきぬたまき)・ 鴨ロース
私は鴨好きですが、京都の老舗で出される鴨ロースはどれも美味しい。
全老舗ともに、生産元が一緒なんじゃないかと思うくらいでした。
下鴨茶寮の鴨ロースは、他のお店と違い、脂っぽさがまったくなく淡泊な味。
私は鶏の皮が好きなので、鴨ロースも少し脂っぽさがあるほうが好みでした。
焼物は、鰆幽庵焼き
鰆の本来の味がわかるほどの控えめな味つけで、白ご飯がすすむ。
煮物は、高野豆腐・蕪・南瓜・大黒占地・茗荷
煮物にした茗荷は食べたことがなかったです。
茗荷特有の爽やかな風味がおさえらていました。
揚物は、蟹東寺巻き
今年初の蟹、プリプリで美味しい。
添えらている銀杏ともに軽く塩が振られてあるので、そのまま食べて素材の味を楽しむのも良し。
銀杏、ホクホク。
揚物用の粉しょうゆをつけても美味しい。
粉しゅうゆは何が含まれているのかしら。
御飯にかけて、モリモリ食べられそう。
食事は、白御飯(京都丹後産こしひかり)・昆布ふりかけ・留碗・香物
白御飯には興味がないのですが、久しぶりのすぐきや香ばしい昆布ふりかけをしっかり食べたくて、お替りしました。
留碗は山椒がきいていて、しめにふさわしい。
林檎・はちみつ羹
朝食で林檎をよく食べるんですが、どれも爽やかな味わい。
今年は林檎の当たり年なんでしょうか。
下鴨茶寮の林檎は爽やかさとはちみつ羹の甘さの相乗効果を感じられました。
和栗と和三盆で優しいお上品な味。
通常の甘味はこちらの抹茶カカオ。
お連れさんのを少し味見させてもらいました。
カカオが濃厚。
どちらもアリですね。
下鴨茶寮のお土産
帰りにお料理にもでてきた粉しょうゆをお土産に頂きました。
下鴨茶寮近くのお立ち寄りスポットはコチラ⇒下鴨・北山 立ち寄りスポット
今まで訪れた老舗の創業順一覧はコチラ⇒創業年表
下鴨茶寮 美食俱楽部 部員の感想
薄味が好きなので、下鴨茶寮はまさしく私の好みの味でした。
よくをいえば、栗絞りは土産土法だからでしょうか、もう少し栗の濃厚さがあっても良かったかな。
老松の栗しぼりのほうが好みでした。
後継者がいなく小山薫堂氏が後を継がれたそうですが、これから末永く受け継いでいってほしいです。
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