訪ねた日2019年6月12日(水)
![食前酒と八寸](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1278.jpg)
京阪清水五条駅から徒歩5分。
駅から五条通りを東に進み、少し南に入った立地の良いところに、はり清はあります。
清水寺などへ訪れる客のため、茶店から始まりました。
江戸の万治二年(1659年)創業の老舗。
長い年月を越えて受け継がれるには、美味しい料理だけではないはず。
予約した時から、期待は高まっていきます。
一休.comの はり清”創業360年記念”ランチプランを利用しました。
はり清の基本情報
住所 | 京都市東山区大黒町通五条下ル袋町 |
営業時間 | 昼午前11時半より午後2時まで 夜午後5時より午後9時まで (土日祝日は午前11時半より午後9時まで終日営業) |
定休日 | 不定休 |
電話 | 075-561-5021/075-561-1017 |
駐車場 | 5台 |
はり清はこんな人におすすめ
・観光もしたいが、静かに京都らしさも楽しみたい人
四条に近いが観光客が多くないので、ゆっくりできます。
・魚好きな人
京都で魚は期待していませんでしたが、どれも美味しかった。
・魚の苦手な人
はり清のようす
![はり清の外観](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1267.jpg)
あいにくの曇り空でした。
黒を基調とした町屋の写りがはっきりせず、残念。
![はり清の庭](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1297.jpg)
小さな庭でしたが、雰囲気が良かったです。
雲の合間の日差しが新緑をひきたてます。
![はり清の内観](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1276.jpg)
黄色ぎみの照明で室内が落ち着いた雰囲気になっています。
お料理によっては写真うつりが微妙なものも。
![はり清の通されたお部屋のようす](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1270.jpg)
![はり清の床の間](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1272.jpg)
はり清のお料理
”創業360年記念”ランチプラン(5940円税サ込み)を頂きました。
![はり清のおしながき](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1292.jpg)
![食前酒と八寸](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1278.jpg)
食前酒は梅酒。
冷たくあっさりした梅酒の味が、さわやかにしてくれます。
八寸は青梅の甘露煮、海老のあられ揚げ、数の子、桜の葉に包まれた穴子ずし、
穴子のフワッとした食感がたまらない。
鴨ロース(私が牛乳アレルギーのため、カステラから変更)、冬瓜、サーモンの大根巻き、生麩揚げ、生麩はカラッと軽く、ほのかに麩の香が口に広がりました。
揚げた稚鮎、生姜ときゅうりの酢の物でした。
![はり清の煮物](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1283.jpg)
一番上に見えているのは紫陽花をみたてた人参。
その下には透かし冬瓜。
![はり清の煮物の中を見やすく崩す](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1284.jpg)
鱸葛打ちの上には梅肉。
降り柚子のためか、出汁は最後まで香をたのしむことができす。
造里
写真を撮り忘れました、、、。
”焼き鱧 サラダ仕立て 蕃茄梅肉たれ”(おしながきより)
蕃茄とはトマトのこと。知りませんでした。
鱧は軽く炙られ、香ばしい匂いが食欲をそそります。
梅肉たれはジュレになっており、絡めやすい。
セロリ、水菜、玉ねぎが使われ、かなり洋食よりでした。
![はり清の焼物](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1285.jpg)
鮎の塩焼き。
小さいなと思ったら、骨抜きをしなくてよいものを選んであるそうです。
頭からパクっと食べられます。
骨抜き苦手なので、うれしい。
小さいので苦味も強すぎず、今までで一番美味しい鮎の塩焼きでした。
手前の蓼酢がトロっとしているの、わかりますか?
鮎が絡みやすいように、すりつぶしたお米が入っています。
お米の味には気づきませんでしたが、酢のとがった酸味はなく、まろやか。
鮎は塩がついているので、そのままでも美味しいのですが蓼酢も、すて難い。
塩、蓼酢を何度も楽しめるように小分けに食べました。
隣は新蓮根に挟まれたサーモン。
その手前は鼈甲生姜。
初めて食べました。
見た目では生姜の辛味が強いかなと思ったのですが、醤油と砂糖で、すてきなバランス。
![はり清の蒸物](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1286.jpg)
はり清さん、ごめんなさい。食欲が勝ってしまいました。
食べかけの蒸物。食べる前は綺麗だったんですよ。
新生姜餡 冬瓜饅頭。
冬瓜饅頭の中はぐじ。
脂がのって美味しい。
![はり清の御飯、留碗、香物](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1288.jpg)
御飯は玉蜀黍と生姜。
留碗は霰馬鈴薯、玉葱、葱。
香物は煎茶佃煮、茄子漬。
煎茶佃煮はごまの風味とよく合い、御飯がすすみます。
![はり清の水物(牛乳アレルギーの人向け)](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1290.jpg)
葛饅頭の中は抹茶餡。
見た目も涼しく、サラッと食べてしまいました。
![はり清の通常の水物](https://bishokuclub.info/wp-content/uploads/2019/06/s-DSC_1289.jpg)
水無月レアチーズケーキ。
お連れさんによると、豆は甘くなくケーキをひきたてているそうです。
美食俱楽部 部員 はり清の感想
鮎の塩焼きに感動しました。
鮎は美味しいけど骨を抜くのは煩わしい、を一挙に解決。美食家ファースト。
鮎が苦手な人にも試してほしいです。
鮎だけでなく、魚はどれも美味しかったです。
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ほな、さいなら。