訪ねた日 2019年11月10日(日)
大徳寺といえば、一休さん、大徳寺納豆、大徳寺麩と色々なものが頭に浮かびますね。
そんな大徳寺と関連深い大徳寺一久へ伺いました。
もくじ
大徳寺一久
公式サイトによると、一休禅師より一久と名を賜ったそう。
そして大徳寺麩は大徳寺一久が商標登録されているとのこと。
大徳寺一久の基本情報
公式サイトはコチラ
住所 | 京都市北区紫野大徳寺下門前町20 |
電話 | (075)-493-0019 |
営業時間 | 午後12時から午後18時入店 |
定休日 | 不定休 (大徳寺の行事日程にあわせて休業いたします) |
大徳寺一久はこんな人におすすめ
・大徳寺納豆・大徳寺麩が好きなひと
・ベジタリアン
大徳寺一久のようす
庭がライトアップされていて素敵。
大徳寺一久のお料理
大徳寺精進料理本膳 8,470円(税込・サービス料込)を頂きました。
寒さが増した日だったからか、緑茶がより美味しく感じられました。
ほっこりする。
平皿(左)は左奥から焼き豆腐、しめ豆腐、ごぼうのつきあげ、栗の茶巾、
右奥から湯葉、生麩、大徳寺麩、こうたき、れんこん、なす。
しめ豆腐は味がほど良くしみわたっていて優しい味です。
栗の茶巾の中には大徳寺納豆が入っています。
栗好きとしては、もっと栗が食べたい、となりました。
しめ豆腐・・・南予地方で古くから愛され、正月やハレの日に食べられている昔ながらの豆腐です。特に一年を引き締めて暮らすという意味から今でもおせち料理には欠かせない食材となっています。
手造りのにがり豆腐を簾で巻いて煮上げられており、大豆の旨みが凝縮されています。
味しみが良く、水切りが不要で調理しやすく主に煮物にして食べます。出典:大洲市観光情報
つきあげ・・・中国由来の料理が琉球に伝わり、薩摩を経由して全国に広がったとされる。島津斉彬が諸藩のかまぼこなどをヒントに鹿児島の高温多湿の風土にあう揚げ物料理を考案させたとの説もある 。鹿児島県および沖縄県では一般につけ揚げ(琉球方言ではチキアギ)と呼ばれる。関東ではさつま揚げ、西日本ではてんぷらとも呼ばれる。
出典:Wikipedia
膳皿(右)はれんこん、蒟蒻、ゆり根の白和えです。
上にのっているのは銀杏と水前寺海苔。
水前寺海苔は初めて食べました。
見た目はキクラゲのようで、食感はもっと柔らかく、味は私には無味に感じられました。
水前寺海苔・・・九州の一部だけに自生する食用の淡水産藍藻類。茶褐色で不定形。単細胞の個体が寒天質の基質の中で群体を形成する。群体は成長すると川底から離れて水中を漂う。
出典:Wikipedia
大徳寺一久の大徳寺納豆
大徳寺一久の大徳寺納豆は、本家玉壽軒の紫野でも使われています。
落雁の中に大徳寺一久の大徳寺納豆が入っています。
落雁の甘さと大徳寺納豆の渋さがあいまって美味しい一品です。
濡れ箸に初対面
椀物などの蓋に水滴がつけてあるのには、たまに出会いましたが、今回やっと濡れ箸に対面しました。
汁膳
写真を撮り忘れました。
白味噌で中には大根、海老芋、野菜をすって揚げたもの、浮いた生よもぎ麩が芥子を上にのせて姿をみせていました。
かぶら蒸しは、しいたけ、麩、ゆり根、銀杏が入っていました。
寒い日にかぶら蒸しはぴったり。足の先まで温まる。
ご飯は、今年初の松茸ごはんでした。
松茸が肉厚で美味しい。
この時点でお腹いっぱいでしたが、おひつから松茸だけピックアップ。
秋をしっかり堪能しました。
吸椀は松茸、湯葉、ほうれん草。
四季があるって良いですね。
香皿は奈良漬け、かぶらの漬物、たくあんでした。
柿は一切れの真ん中にも包丁が入れてあり、食べやすくなっていました。
締めくくりにふさわしく、水物にも大徳寺納豆がでてきました。
大徳寺一久ちかくのお立ち寄りスポットはコチラ⇒二条城・西陣・御所 立ち寄りスポット
今まで訪れた老舗の創業順一覧はコチラ⇒創業年表
大徳寺一久 美食俱楽部 部員の感想
精進料理なので、量はすくないかなと思っていましたがお腹いっぱいになりました。
生麩や根菜類もあったからかな。
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