訪ねた日 2020年10月25日(日)
丸太町にも『丸太町 十二段家』と、まったく別のお店があります。
今回は祇園の『十二段家』へ伺いました。
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十二段家
ユニークな店名は初代主人・精之助氏の歌舞伎好きが高じて名付けられたもの。
精之助のお気に入りは十一段目まである演目の「忠臣蔵」。
京都を訪れる観光客に向けて「ほど近い南座で忠臣蔵を観劇した後、十二段目は当店でお愉しみください」との思いが込められているそうです。公式サイトより
十二段家の基本情報
公式サイト⇒十二段家
住所 | 京都市東山区祇園町570-128 |
電話 | 075-561-0213 |
営業時間 | 11:30~LO13:30 17:00~LO20:00※小学生(12歳)以下入店不可 |
定休日 | 木・第3水曜日※営業時間・定休日は変動あり |
アクセス | 京阪本線祇園四条駅より徒歩約5分 |
十二段家のようす
築100年を超える建物。
花見小路に面したすぐそばにカジュアルな支店もあります。
棟方志功の作品がありました。
通された部屋の襖
芸術に詳しくないので誰のとは、わかりませんでしたが河井寛次郎、濱田庄司、上田恒次などの民芸作品がずらり。
十二段家のお料理
京都産特選黒毛和牛しゃぶしゃぶ(13,915円 税サ込)を頂きました。
お連れさんは冷酒(月桂冠 京の泉)を注文。
先付はあん肝。
濃厚な味です。
前菜は活車海老の生姜酢、東寺湯葉の旨煮、金時芋と生姜の天婦羅、牡蠣のガーリックバターソテー、京田舎鳥の手羽先オーブン焼。
火鍋の下部には水が張ってあります。
吉田璋也が十二段家で飾られていた中国の鍋の使い方を教えたそうです。
本来、羊の肉を使っていましたが日本人向けに試行錯誤のすえ、現在の鍋に。
レシピも公開されたので日本全国に広がりました。
広がった先でしゃぶしゃぶと呼ばれるようになり、十二段家でもしゃぶしゃぶと呼ぶようになったそうです。
鍋の筒の中で炭を燃やします。
自家製のごまだれは甘くなく、これならいくらでも食べられます。
ここ最近は通年で京都牛(150ℊ)だそうです。
お出汁にごまだれを加えて、味の変化を楽しむのもあり。
柴漬け(伊勢屋)がおいしかった。
写真を撮り忘れました。
バニラアイスとシナモンのかかったりんごのコンポートでした。
スプーンとフォークは私の大好きな柳宗理。
十二段家 美食俱楽部 部員の感想
自家製ごまだれが甘くないので、お肉を美味しくいただけました。
お店の方からも十二段家の歴史をきけて楽しいひとときでした。
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ほな、さいなら。