訪ねた日 2025年7月19日(土)
昆布と麺 喜一
京都西陣、老舗「五辻の昆布」の2階にて、「昆布らぁめん」が提供されています。
昆布の価値を再発見してもらうために「昆布らぁめん」が作られたとのこと。
この体験型ランチは、まさに“食べる昆布講座”。
予約は30日先までの完全予約制です。
予定が決まっていれば早めの予約をおすすめします。すぐに予約が埋まっていました。
私は2名分の予約を訪問日の30日前の朝に。
運よく予約がとれた方へ
予約時間の10分前集合なのでご注意を。
昆布と麺 喜一の基本情報
公式サイトはコチラ。
住所 | 京都市上京区西五辻東町 74-2 五辻の昆布 本店2階 |
電話 | 080-7227-7500 |
営業時間 | ①11:00~ ②12:00~ ③13:00~ <3部制・各10席予約制> |
定休日 | 不定休 |
昆布と麺 喜一のようす

ここからは二階ガラス越しに前の予約の方達の人影がうかがえます。

お立ち寄りスポットで以前このブログでも紹介しました。一階は変わりなく。二階の記憶はなかったです。

一枚板のテーブルが空間全体を明るく、清々しい雰囲気に。
昆布と麺 喜一のお料理
所要時間は約45分。
そしてワンドリンク制ではなく、「ワンコンブ制」です。
「ワンコンブ制」:
ラーメン代(1,152円)に加え、1階「五辻の昆布」で1点以上の商品を購入するスタイルです。
◆食べるだけじゃない!「昆布を知る時間」
まずは、スタッフの方から丁寧で熱のこもった昆布の説明が始まります。

その次は、昆布出汁のテイスティングへ。

「水出し昆布」を3種類(真昆布、羅臼昆布、利尻昆布)を飲み比べ。
日常では意識しなかった“昆布それぞれの香り・味の違い”がよく分かります。
「水出し昆布」の作り方の目安は、水に対して昆布2%とのこと。
◆手削りおぼろ昆布の実演と試食

目の前で削る様子を見学。本来は職人の方が手足を使い削られるそうです。
削る様子が分かりやすいように、特注の器械にて実演。


削りたてを試食。

色が濃い部分のほう、昆布の外側が私は好みの味でした(酢の効いたタイプが好きかも)。
●とろろ昆布
数枚の昆布を重ねて圧縮し、削ったもの。
ふんわりとした食感で、味噌汁やおにぎりにぴったり。●おぼろ昆布
一枚の昆布を職人が手作業で表面を薄く削ったもの。
繊細な口溶けとまろやかな酸味が特徴。
◆いよいよ、「昆布らぁめん」!
出てきた「昆布らぁめん」は、お出汁の香りがふわっと広がる上品な一杯。
スープだけをまず飲むとおでんのような、お出汁のしっかり効いた深い味わい!
醤油不使用とは驚きです。

揚げは香ばしく炙られていています。

九条ネギの風味が際立っていました。
セットで提供されるのは、昆布佃煮のミニおむすび。

購入したワンコンブ
二年ほど前から私も健康のために昆布水を頂いています。
いつもの昆布と比べるためこちらを購入。

持ち帰る袋が可愛い。


昆布と麺 喜一 美食俱楽部 部員の感想
「昆布を食べる」ではなく、「昆布を学び、味わう」。
そんな特別な時間を過ごせる「昆布らぁめん」の体験。
昆布をさらに好きになること間違いなしです。
美味しく楽しく頂戴しました。
ごちそうさまでした。
お立ち寄りスポットはコチラ⇒二条城・西陣・御所 立ち寄りスポット
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